ジムで運動すると、たくさん汗をかくことがありますよね。
「汗をかきすぎて周りに不快感を与えていないか心配…」
「ジムでの汗対策を知りたい!」
そう思われている方も多いのではないでしょうか?
汗をかくことはデトックスなど体に良い影響を与えてくれます。しかし、人が多いジムの中で汗をかきすぎると悩んでしまう方もいるでしょう。
そこで本記事では、
- 汗をかきすぎると周りに迷惑なのか?
- 汗をかくことのメリット
- おすすめの汗対策アイテム
について解説していきます。
本記事を参考に、汗対策をしながら快適に運動し、理想の身体を実現しましょう。
ジムで汗をかきすぎると周りに迷惑?
代謝が良く少しの運動でも汗をかきすぎてしまう場合、「周りに迷惑ではないか」「不快感を与えていないか」と悩んでしまう女性も多いでしょう。
結論、ジムで汗をたくさんかくことは全く迷惑ではありません。
むしろ、汗をかかないよりもかいた方が身体にはメリットが大きく、ダイエット効果も出やすくなります。
しかし、「マシンについた汗をそのままにしておく」「汗を拭かずに床をびしょびしょにする」などのルールを守れない行動をしてしまうと、周りの人を不快にさせてしまうこともあります。
そうならないように、本記事の後半にて汗対策アイテムも紹介しているため、ぜひ参考にしてくださいね。
ではまず、汗をかくことのメリットから詳しく解説していきます。
汗をかくことのメリット
汗をかくことのメリットを以下の3つに分けてご紹介していきます。
- 体内の老廃物を排出してくれる
- 体内の余分な水分を排出してくれる
- 体温調節をしてくれ、熱中症の予防になる
それぞれみていきましょう。
体内の老廃物を出してくれる
1つ目のメリットは、体内の老廃物を排出してくれることです。
老廃物とは、体内で必要な栄養素などを吸収した後の不要な部分を指します。老廃物が蓄積すると管やリンパ管を圧迫し、肌荒れや冷えなど身体に悪い影響を与えてしまいます。
例えば、食事や飲み物、化粧品やコスメなど、毎日摂取したり肌に付けたりするものでも、必要な成分が吸収された後は老廃物として体に残ってしまうのです。
このように日々溜まっていく老廃物を排出するためにも、定期的に汗をかくことは非常に重要です。
体内の余分な水分を出してくれる
2つ目のメリットは、体内の余分な水分を排出してくれることです。
塩分や糖分を摂りすぎると、体は体内の水分の濃度を整えるため、たくさんの水を溜め込み、むくみにつながってしまいます。
日常的に塩分や糖分を多く摂る方は、食事が原因でむくみ体質になっている可能性が高いため、積極的に汗をかくことで、塩分や糖分を抑えた食生活へと改善することも重要です。
体温調節をしてくれる
3つ目のメリットは、体温調節です。
汗は、運動や外気温により高まった体温を下げるためにかきます。
かいた汗が蒸発する際に気加熱が発生し、体温は正常に保たれます。
一方、運動不足の人は汗をかく機会が少ないため、このような体温調節が行われません。体温調整ができないと体に支障をきたすこともあります。たとえば暑い時期は体温が上がりやすいため、熱中症の原因に。そのため、汗をかいて体温調整することは大切なのです。
運動不足の人は、このような汗による体温調節が普段からあまり行われないため、外気温が高い季節にうまく汗をかけずに熱中症になってしまうリスクが高まるのです。
熱中症を予防するためにも、日頃から運動で汗をかいて身体の体温調節を行っておくとよいでしょう。
ここまで、汗をかくメリットについて解説してきました。
では具体的にどのようにすれば効率的に汗をかくことができるのでしょうか。
以下では、ジムで効率的に汗をかく方法を解説していきます。
ジムで効率的に汗をかく方法3選
女性がジムで効率的に汗をかくための運動として、以下の3つをおすすめします。
- ストレッチ
- 有酸素運動
- スクワット
それぞれみていきましょう。
ストレッチ
1つ目は、ストレッチです。
「ストレッチでは汗をかけない」と思うかもしれませんが、トレーニングや有酸素運動をする前にストレッチで体を温めておくことで、その後の汗のかき方が大きく変わってきます。
また、ストレッチは準備運動の意味もあり、その後の運動効果の最大化や怪我の予防にもつながるため、取り入れるようにしましょう。
以下の動画のように、ストレッチだけで汗をかけるトレーニングもあります。
ぜひ日々のトレーニングメニューの初めに取り入れてみてはいかがでしょうか。
有酸素運動
2つ目の方法は、有酸素運動です。
有酸素運動は徐々に体を温めてくれ、汗腺が正常に働いて「良い汗」がかけます。
良い汗:老廃物を効率よく排出し、むくみや肌荒れの改善につながるサラサラの汗
悪い汗:室内外の温度差が大きすぎたり、冷えた環境で長くいた際にかくドロドロした汗
この良い汗を日頃からかくことで汗腺が鍛えられ、汗の匂い改善にもつながるため、有酸素運動の習慣化が大切になってきます。
ジムで有酸素運動をするのであれば、ランニングマシン、エアロバイク、クロストレーナーがおすすめです。
初めから激しく体を動かすのではなく、まずはジョギングなどをして徐々に体を温めることで、良い汗をかきやすくなりますよ。
スクワット
3つ目の方法は、スクワットです。
スクワットは、自宅でも、ジムのマシンでもできる便利なトレーニングです。
大腿四頭筋やハムストリングス、大臀筋といった下半身の中でもかなり大きな筋肉を使うため、体が温まりやすいトレーニングとなっています。
また、背中の大きな筋肉・脊柱起立筋も使うため全身の筋肉を使って効率的に汗をかくことができます。
上級者は、以下の動画のようにバーベルを使ったトレーニングがおすすめです。
体を痛めやすいトレーニングですので、しっかりと動画などを参考に正しいフォームで行いましょう。
効率よく汗をかくための運動法について、詳しく解説しました。
身体に良い影響を与えてくれる汗ですが、なかには「汗っかきで困っている」という方もいるでしょう。
そんな方のために、汗対策におすすめなアイテムを3つご紹介します。
汗対策におすすめなアイテム3選
汗対策におすすめなアイテムは、以下の3つです。
吸水性の高いウェア
1つ目のおすすめアイテムは、吸水性の高いウェアです。
汗をたくさんかくと、当たり前ですが服に汗が染み込みます。
撥水加工があったり吸水性の低いウェアを着ていると汗を弾いてしまい、皮膚に汗がまとわりつくことで不快感や肌荒れの原因になってしまうのです。
特に肌が弱い方は、汗で肌荒れを起こさないためにも吸水性の高い肌に優しい生地のウェアを選ぶようにしましょう。
汗止めバンド
2つ目のおすすめアイテムは、汗止めバンドです。
スポーツヘアバンドとも呼ばれ、吸水性の高いタオル生地のようになっているものが多いです。額にはめることで汗を吸収してくれます。
汗が目や口に入ったりする心配がなくなるので、頭からの汗が気になる方にはおすすめです。
デザインもたくさんあるため、好みに合わせていろいろ楽しめるのも魅力です。
防水イヤホン
1つ目のおすすめアイテムは、防水イヤホンです。
普段防水機能のないイヤホンをお使いの方も多いかもしれませんが、運動をして汗をたくさんかいていると、汗がイヤホン内部に入り故障してしまう可能性があります。
イヤホンを気にせず気持ちよく運動をするためにも、運動時に使うイヤホンは防水機能がついたものを選びましょう。
まとめ
この記事では、汗をかくことのメリットや汗対策グッズについてご紹介してきました。
汗をたくさんかくと健康やダイエットに大きなメリットがあります。
汗っかきで悩んでいる方は、本記事で紹介した汗対策グッズを参考に、快適なトレーニングに取り組んでくださいね。
汗をなかなかかけない方も、正しい運動習慣を身につければ、新陳代謝が上がり汗をかけるようになります。ぜひこの記事を参考にトライしてみてください。